Menu Close

なにかれ貿易

さすらいのリック刑事             

 

それは3月のとある夜。

 

ジリリリリリリ~~

ジリリリリリリ~~

 

 

ツキネコ署内に

けたたましい警報の音

鳴り響いた。

 

 

鼓膜が破れるほど

大きな警報の音だったが

 

 

リック刑事は

壁に顔がめりこむほど爆睡していて

気がつかなかった。

 

 

 

 

 

 

爆睡にくわえ、

もう耳が遠いのか…。

 

 

やむおえず、現場には

別の刑事が

駆けつけることになった。

 

 

現場にはあきらかに

ドロボーが入った形跡が…。

 

 

 

 

 

現場に駆けつけたのは

室蘭出身の

「ねぎま刑事」であった。

 

 

 

 

 

明らかに仕事が出来そうな

ねぎま刑事。

 

 

 

 

 

あたりまえの事を言っているのに

なぜか、かっこよく感じる

ねぎま刑事。

 

 

 

ねぎま刑事の一声で

さっそく防犯カメラを

見てみることになった。

 

 

むむむ。そこには

あわてて走り去る

風呂敷の姿が・・・。

 

 

 

 

 

 

あっ、風呂敷がとれた

 

 

 

 

 

 

そこに映っていたのは

あきらかに看板猫

政五郎の姿であった・・。

 

 

しかも、防犯カメラには

不法侵入をする姿や

 

 

 

 

無銭飲食をする姿まで

はっきりと

映っていたのである。

 

 

 

 

正義感の強い

ねぎま刑事は

決断した。

 

 

 

 

 

母親に電話をする

ねぎま刑事。

 

 

母親の動揺は大きく

すぐさま愛用のアイパットで

「弁護士」の検索をはじめた

 

 

14ちゃいとはいえ

子供は子供。

逮捕されたら大変だ。

 

母ちゃんも必死であった。

 

 

 

 

 

 

弁護士の知り合いはいなかったので

子供と一緒の

ほのぼの写真を掲載している

安全そうなところへ電話をしてみた。

 

 

 

 

 

 

 

これは客を呼び込む

「手」だということを

さしもの母ちゃんも

知る由もなかった。

 

 

朝から電話が鳴って

不機嫌なヤギ弁護士。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロもクロにしそうな

ヤギーレ法律事務所。

 

 

もともと真っ黒だけど

政五郎はクロにされ

逮捕されてしまうのか・・。

 

 

その時、ねぎま刑事が

母ちゃんに

びしっと言った。

 

 

 

 

 

長いものには巻かれろ感が

ありありだが

 

ねぎま刑事の勇敢な一言で

政五郎は晴れて

無罪となったのだった。

 

 

 

 

 

よかった。よかった。

 

 

事件が解決して

おねえちゃんの膝でくつろぐ

ねぎま刑事。

 

 

 

 

 

 

そんなねぎま刑事は

室蘭の保健所から来ました。

 

「やきとり」と「ねぎま」

2匹で室蘭の保健所からツキネコに

やってきました。

 

ねぎま刑事はFIV

(猫エイズキャリア)ですが

現在はもちろん元気いっぱい。

 

撫でられる事や

人の膝の上が大好き。

 

しかも、他の子が膝の上に

乗りたそうにしていたら

膝を譲ってあげる

本当に優しい男の子です。

 

 

 

 

 

 

ツキネコの

「キャリア部屋」にいますので

ねぎま刑事に会いに来て

膝に乗せてあげてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば今回は出番が

少なかったリック刑事。

 

 

 

 

 

夢の中で

「万馬券」を獲ったことを

ここに付け加えておこう。

 

 

 

 

 

盛岡に行ってきました(後編)

 

翌日は、小雪の降る中

レンタカーを借りて

雫石にある『小岩井牧場』へ。

 

 

 

 

さすがに冬の平日。人はまばらでした。

しかも入場無料。

ありがたい・・。

 

かまくらがあったので入りました。

あ~やっぱり

長靴で来て良かった。

 

 

 

 

私に続いてかまくらに入った

吉井代表。

出る時にかまくらに頭をぶつけ

キレてました。

 

 

 

 

 

 

かまくらに頭をぶつける吉井代表。

この日が誕生日だったことを

つけ加えておこう(笑)

 

 

さて、チーズなどの乳製品を買って

次はいよいよ

この日のメインイベント。

わんこそば」へ!

 

みよしの餃子63個を食べ

準優勝という

どうでもいい実績を持つモグ。

ここ盛岡でリベンジを果たしたい。

 

「餃子」の仇を「わんこそば」で。

 

 

100杯食べて

〈証明手形〉をもらわなければ

札幌には帰れません。

 

色々と調べましたが

地元の人に愛されているという

創業明治40年「東家本店」

決戦の地に選びました。

 

 

 

 

 

席に着くと「わんこそばコース」と

通常のメニューを

選べるようになっており

私だけが「わんこそばコース」に。

 

ちなみに、わんこそば100杯で

もりそばに換算すると

7杯なんだって。

 

2人の応援を受けながら

いよいよスタート。

 

まずは、何種類もの

薬味が運ばれてきたよ。

 

 

 

 

 

でもインターネットで調べたら

「薬味を食べたら達成は遠のく」

書いていたので

 

もったいないけど

ここは視界に入らないものとする。

 

お盆に小さい器が15個乗ってて

それを食べ続けるんだけど

70杯くらいから

とにかく飽きてくるのだ。

 

80杯くらいから苦しくなって、

「麺が硬いです」

「札幌から来たんです。」と

仲居さんにイチャモンを付け始める。

 

90杯から意識が遠のき始めましたが

なんとか101杯を食べ達成!

 

 

 

 

 

 

 

 

「東家さん」はさすがに老舗だけあって

お店の中も趣きがありました。

 

先代が猫好きということで

猫の置物が沢山あったよ。

 

 

 

 

 

なんと学生時代の秋篠宮様も

いらしたんですと。

 

 

秋篠宮様は20杯だったとか。

女子か。

さすが皇室の方は上品ですねー。

 

わんこそばを101杯食べたからと言って

人生において何か役に立つかと

言われればアレですが

 

わんこそばのお店は

札幌にはないので

とてもいい想い出になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日は、本場の盛岡冷麺を

食べて帰りたいという吉井代表の

望みを叶えるべく

駅内の冷麺のお店に。

 

 

 

 

 

 

私はゴム食べてるみたいで

冷麺は好きでなんだけど

吉井さん曰く

かなり美味しかったみたいです。

 

本当に食べまくった

今回の盛岡の旅。

 

最後を締めくくったのは

もりねこのボランティアさんから

「ぜひ食べて下さい」と言われた

「福田のコッペパン」。

 

駅には当たり前に売ってるんですね。

 

 

 

 

あんバターが絶品だったようで

吉井さんは美味しすぎたのか

飛行機の中まで

もぐもぐ食べてました。

 

 

 

 

 

1時頃、盛岡をあとにしました。

さよなら!盛岡。

 

人もあったかくて

本当に楽しかった

 

 

 

 

 

 

 

 

大変なことも沢山あったのに

他人に対しても何でこんなに

優しいんだろう。

 

たまたまこの日にこの場所にいれた。

これからずっと今回の旅のこと

出会った人のこと

思い出すんだと思います。

 

 

大切な思い出を持ち帰り

火種がぱっと燃えて

パワーアップ出来るような

気がしました。

 

人と猫をつなぐっていうことは

人と人をつなぐこと。

 

またいつか行きたいな。

 

こにブログを見て

盛岡や「もりねこ」さんにいってみたいなと

思ってもらえたら嬉しいです。

 

 

 

 

盛岡に行ってきました  (前編)

 

先日(3月9日~11日)

ツキネコの吉井代表と

友人の3人で

東北を旅してきました。

 

行先は 岩手の「盛岡市」

 

3人のスケジュールを調整して

たまたこの日になりましたが

 

旅を終えて思うのは

巡り合わせだったとしても

 

あの震災のあった日に

東北で過ごすことになったのは

私達にとって

とても意味のあった事だと思ってます。

 

 

 

 

 

 

この旅の事は

NPO法人「猫と人を繋ぐ」

ツキネコ北海道のブログで

吉井代表が書いていますので

 

3・11への想い

 

 

私は出会った人達のことや

わんこそばを

101杯食べたこと(笑)など

 

楽しかったあれこれを

書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

3人とも岩手に行くのは初めて。

 

千歳ー花巻は

70人乗りのバスみたいな

飛行機だよ~と聞いて

バスに羽がついてるのを想像してたけど

当たり前だけど

ちゃんと飛行機でした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

コーシーは出なかったけど

綾鷹は出たよ。

 

本当にあっちゅーま。

40分で花巻空港に到着。

 

 

家から出る時、ブーツと間違えて

長靴を来たこと以外は

何事もなく無事に盛岡に着きました。

 

 

 

 

 

しっかり長靴で 「ちーす!」

 

 

ホテルにチェックインしたあと

今回の旅の目的のひとつ

もりおかの猫カフェ

「もりねこ」さんへ。

 

もりねこさんの事も

吉井代表がブログに書いているので

併せてお読み下さい。

 

 

盛岡に上陸

 

 

想像してた通り「もりねこ」さんは

猫に対する愛情が

本当にたくさん、たくさん

詰まった場所でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年12月にクラウドファンディングを

達成させた

「ハンディ猫たちのための」シェルターも

見学させてもらいました。

 

 

 

 

 

札幌では多くの愛護団体が管理センターに

介入しているため

現在は、猫も犬も殺処分は

ゼロに等しいですが

 

盛岡の場合はキャリアの子や

身体に障がいをもっていると

「譲渡不能」という理由で

保健所で殺処分されてしまいます。

 

ハンディのある子たちも

「生きなおす場所」を見つけてあげたい。

 

そこで「もりねこ」では

クラウドファンディングで

資金を集め、同じ建物の5階に

この場所をつくりました。

 

5階にはキャリアの子たちが

沢山いましたが、みんな

のびのびと幸せそうでした。

 

 

キャリアだという

「はーちゃん」

子供のタヌちゃんも

キャリアだとのこと。

 

どしっとした身体に

愛嬌のある顔。

 

いや~、めんごいな。

ツキネコにもファンが

いっぱい出来そうな子でした。

 

 

 

 

 

もりねこの皆さん、

(猫もふくめて)

幸せな時間をありがとうございましたー。

 

 

 

 

 

そうして

盛岡の夜は更けていく・・・

 

 

 

 

 

(後編に続く)

 

 

 

 

 

風の電話

 

東日本大震災。

あれから6年がたちます。

 

昨年の5月から

夫が「復興の橋」を

作りに単身で福島に赴きました。

 

子供はいないけれど

仲の良い夫婦。

 

寂しいと漏らす私に

夫は録画したある番組を

見るように言いました。

 

それはNHKで特集された

「風の電話」という番組でした。

 

 

私はその番組を見て

どんなに離れて暮らしていても

 

「生きて会えること」

どんなに幸せな事かを

痛感せずにはいられませんでした。

 

 

声が聞けることの幸せ

再び会えることの幸せ

 

それがひたひたと

心の奥までしみて来たのです。

 

 

風の電話~

 

 

 

 

 

津波により多くの町を失った

三陸海岸の

被災地の海を見下ろす丘の上に

不思議な「電話ボックス」があります。

 

 

 

 

 

 

 

中にはダイヤル式の黒電話。

 

線はつながっていません。

けれど・・・・

 

「あの日いなくなった人と

もう一度話がしたい」

 

 

 

 

 

 

 

 

訪れる人があとを絶ちません。

 

今も大切な人を思いながら

暮らす人々。

 

亡くなった人を思わない日は

1日もない日々。

 

 

「もしもしもしもし」

「会いたいよ 会いたいよ」

「またあとで話ししようね。また来るからね」

 

 

電話ボックスに入り

受話器を握りしめて話す人達は

 

自分からの一方的な話しで

声は聞こえないけれど

 

それでも、伝わって

それで生きてられると言います。

 

 

『自分の思いを・・

電話の線ではつながらないから

風に乗せて伝えたい。』

 

気丈にしてても心の中で

泣いてるいる人が多いと言います。

 

心の中を吐露することで

少しでも苦しみから

楽になってもらえたら・・と

そんな思いで

この電話ボックスを設置したそうです。

 

番組を見て

本当に胸がつぶされそうでした。

 

時の経過とともに

日常を取り戻している人も多い反面、

まだまだ心の整理がつかないまま

それでも日々を

必死にがんばっている人達が

沢山います。

 

 

そして、この風の電話が

そんな人々を

静かに支え続けてるんだろうな…。

 

私にとっても

昨年の3・11と

違う3・11

 

大切な人と普通に声がつながる幸せを

ありがたいと感じながら

 

そして3・11を忘れず

ささやかなことでも

東北の方達を応援してゆきたいなと

思っています。

 

 

 

 

さすらいのリック刑事③    (ゲスト だてまき)

3月に入り

「ひなまつり」も

終わってしまった。

 

若くもなく女子でもないので

「ひなまつり」には

何の用事もなかった

リック刑事。

 

 

 

 

 

 

風の噂によると

ニャイダー署に

移動したチェロ刑事も

 

 

リック刑事の元で働いている時より

3億倍、生き生きとして

過ごしているようである。

 

 

 

 

 

 

 

たいした仕事も出来ない

リック刑事は

大きな事件もまかされず

ヒマな時間をすごしていた。

 

 

 

 

 

 

実に幸せな

リック刑事であった。

 

 

さて、チェロ刑事がいなくなり

ちゃんとした刑事がいなくなった

刑事2課。

 

さすがに人を入れないとまずい状況に

なってきた。

 

 

そんな時、噂話の大好きな

ふんどし刑事が

 

「特ダネ」をもっていた。

 

 

それは刑事3課にとんでもなく

人気のある刑事が

いるとの情報であった。

 

 

その刑事の名こそ

だてまき刑事』であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらず、自分に甘いが

リック刑事には厳しい

ふんどし刑事であった。

 

 

どうやら優しい「だてまき刑事」は

猫同士の間では一番人気らしく

 

 

性格が良いだけでなく

なかなかのイケメンであった。

 

 

 

 

 

 

気を抜いた顔も

おちゃめであった。

 

 

 

 

 

 

猫も人も

「だてまき刑事」の事が大好きで

 

 

ツキネコの代表までもが

声をからして

だてまきの名を叫ぶほどであった。

 

 

 

 

 

 

 

あのヤギ兄さんも

だてまきが大好きだった。

 

 

 

 

 

 

生まれたばかりの

アカンボまでが

だてまきのトリコであった。

 

 

 

 

 

 

 

ニャイダーハウスには

だてまきのブロマイドを

猫達に売りつける

ダフ屋までも出入りしていた。

 

 

 

 

 

本当に人望の熱い

だてまき刑事。

 

 

以前、仲間がキャトタワーから

落ちそうになった時も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分を犠牲にしてまで

仲間を助ける

だてまき刑事であった。

 

そんな彼も

前回のチェロ刑事同様

「多頭飼育崩壊現場」から

やって来た猫であった。

 

 

 

 

 

 

だてまきは一昨年の年末、

札幌のある「多頭飼育崩壊」の団地で

仲間と一緒に

ツキネコによって保護されました。

 

 

その団地に住む住人は

まだ小学生の女の子を持つ

シングルマザー。

 

冬だというのにハエが大量に

飛び交う壮絶な現場でした。

 

 

 

 

 

近年よく見られる

いわゆる

「片ずけられない」お母さんでした。

 

 

その劣悪な環境にくわえ

1年であっという間に増えてしまった

猫は生後7カ月が15匹

3カ月が6匹

成猫が7匹くらいで、

正確な匹数を確認するのが

難しい程だったと言います。

 

 

時は年末。

レスキュー隊の中に

幼い子供の子育て中の

スタッフがいました。

 

『このまま正月をこの悲惨な場所で

迎えさせるのは耐えられないです』

その言葉で心が決まり

 

 

ツキネコのスタッフと

ボランティアさん達が

 

嘘でもなく

百以上のゴミ袋のゴミを片ずけ、

ゴミ処理場へと搬送しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

動物のうしろには必ず人がいます。

 

そして、動物の問題は

人の問題でもあるのです。

 

 

『母親なのに何で』

『どうして怠けてる人を助けるの?』

 

 

多頭飼育崩壊の現場に

入ると、動物たちが可哀想すぎて

怒りが人に

向いてしまうことがあります。

 

しかし、自分も含めてですが

間違いを犯さない人間などいません。

 

 

猫には生きなおす場所を

人には生きなおすチャンスを

与えてあげる。

 

「動物を救うことは人を救うこと」

それは間違いないと思っています。

 

 

縁もゆかりもない人達が

自分たち親子のために

身を粉にして掃除をしてくれる。

 

面倒を見切れずにいた猫達も

里親を探すために保護してくれた。

 

 

お母さんの心にも変化があった様です。

 

 

数日後に訪ねた時

家の中はこの様になってました。

 

 

 

 

 

 

色々な人達のサポートも受け

働きはじめたお母さん。

 

何度かツキネコにもボランティアで

入ってくれた事もあります。

 

大きな大きな変化ではないでしょうか。

 

忘れられない案件から

レスキューされた来た

優しい「だてまき」

 

幸せになってと願わずには

いられません。

 

 

 

 

 

 

猫に優しく、

だんごしっぽが

チャーミングな「だてまき刑事」

 

 

 

 

 

 

 

猫の人気者もいいけど

自分だけのおうちを

見つけておくれー。

 

 

そしてその頃、看板猫のまーくんが

だてまき人気を聞きつけ

内心ドキドキしてたことを

付け加えておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

がんばれー。だてまき刑事!

 

 

 

 

 

 

© 2017 なにかれ貿易. All rights reserved.

Theme by Anders Norén.