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なにかれ貿易

こちらヤギーレ法律事務所②

 

札幌のある猫カフェのかたすみの

夫婦ふたりで経営している

小さな弁護士事務所。

 

事務所の名は

「ヤギーレ法律事務所」

 

経営してるのは 

旦那のヤギーレと

美人妻のギン。

 

 

 

 

さてさて、今日は

どんな迷える

相談者がやってくるのやら‥。

 

 

 

 

 

ある日の夜

事務所のドアを

叩く音がした。

 

 

 

 

言い回しが古い

美人妻。

 

 

 

 

目の錯覚なのか

むしろ下から見たほうがキレイな

美人妻だった。

 

 

ドアをあけると

なんとそこには

ニャイダーハウスの

「ゆりちゃん」が立っていた。

 

 

 

 

久しぶりの相談者に

内心ウハウハだが

 

所長らしく冷静を装う

弁護士ヤギーレ。

 

 

 

しかし残念なことに

ヤギーレのイスから

ワタが出ていたのだ。

 

 

 

 

ワタが出てる

ボロい椅子が気になって

 

いまいちヤギーレの言葉が

頭に入ってこない

ゆりちゃんだったが

 

この事務所に決めたの自分だと

腹をくくり

ヤギーレに

ぽつりぽつりと

自分の心のうちを話し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆりちゃんの相談内容は

ざっくり言うと

こうでした。

 

ゆりちゃんは2年前に

飲食店に勤めている

中国人の女の人によって

『すすきの』で保護されました。

 

その時、ゆりちゃんは

子供を2匹生んでおり

子猫と一緒に

ツキネコにやって来たのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆりちゃんそっくりの子供

「ぶうちゃん」と「くうちゃん」は

まだ離乳したばかりでしたが

 

野良だったゆりちゃんが

しっかりと

お乳をあげてたおかげで

健康に育ち

優しい里親さんの元に

もらわれて行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆりちゃんがどの様な

事情で外で暮らす様になったかは

わかりませんが

 

カラスも多い、車も多い

「すすきの」で子育てをするのは

容易ではありません。

 

ギンの言う通り

ゆりちゃんは立派な

母親だったんですね。

 

 

 

 

アカギレの様な細い目を

めいっぱいひろげて

 

一言一言 かみしめる様な

ギンの言葉が

ゆりちゃんに

しっかり伝わりました。

 

 

 

 

照れたように

ボソリと言うヤギーレ。

 

 

 

 

 

ゆりちゃんは

ヤギーレ夫婦によって

前向きな気持ちになり

 

30日の「ニャイダー譲渡会」に

出る決心をしました。

 

 

 

 

 

「ヤギーレ法律相談所」に

新しいソファーがくるのは

いったいいつになるやら‥

 

 

続く。

 

 

 

 

ゆりちゃんも参加する

「ニャイダーハウス」の譲渡会が

4月30日に開催されます。

 

 

 

 

本当のゆりちゃんは

もうニャイダーの

人気者ではありますが

 

良い縁があり

終の棲家が決まることを願ってます。

 

子猫はすぐにもらわれますが

大人猫はなかなか

決まらないのも現実です。

 

それでも多くの人の想いが

力になって

他の子たちにも

赤い糸がみつかりますように!

 

 

 

 

新連載!こちらヤギーレ法律事務所

 

札幌のある猫カフェの

かたすみに

夫婦ふたりで経営している

小さな「弁護士事務所」があった。

 

 

はじめたばかりの

この事務所の名は

「ヤギーレ法律事務所」

 

 

まだ全く儲かってもいないので

ソファーもボロボロ。

 

 

 

 

それでも2人で

苦労して立ち上げた

弁護士事務所であった。

 

所長の名前は「ヤギーレ」。

 

この顔でも

れっきとした弁護士である。

 

 

 

 

 

 

今日から

ここに相談にやってくる

猫たちの人生模様を

 

相談者たちの

「卒業」への願いをこめて

連載してゆきたいと思います。

 

 

 

 

 

まずその前に

ヤギーレ法律事務所について

説明しておこう。

 

ヤギーレ法律事務所は

旦那の「ヤギーレ」が弁護士。

 

美人妻の「ギン」が

秘書をしています。

 

 

 

 

 

 

 

妻のギンは、

目を細めて、

さらにボカして見ると

かなり美人であった。

 

とても働き者で

39度の熱があって

白目をむいて倒れこんでも

 

相談者のことを

真剣に考えているような

しっかり者の秘書であった。

 

 

 

 

 

旦那のヤギーレは

この仕事をする前は

JRAにいりびたってる

ただのギャンブラーだった。

 

 

 

 

 

毎レース

こてんぱんにやられ、

 

子供のミルク代にまで手を出す

悪いオヤジだったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、わかってはいるが

やめられないのが

ギャンブルだ。

 

 

しかしさすがのヤギーレも

赤ん坊や、

鼻水たらして泣いている

妻のギンの顔を見ていたら

 

 

 

 

 

こんな生活とは

もうオサラバしようと

決心したのである。

 

 

 

 

 

もともと頭は良かった

ヤギーレ。

 

さっそく

ギャンブラーから足を洗い

弁護士になることを決意。

 

 

 

 

 

猛勉強の末、晴れて

一発で弁護士試験に

合格したのだ。

 

苦労した分、

表向きは

相談者の痛みのわかる

弁護士になったヤギーレだった。

 

 

 

 

 

弁護士の仕事も軌道に乗った

ある日。

 

ヤギーレのもとに

珍しく女の子の

相談者がやって来た。

 

 

 

 

 

 

ヤギーレのもとに

相談にやって来たのは

何とニャイダーハウスの

「ゆりちゃん」だった。

 

 

最初は緊張していた

ゆりちゃんだったが

 

お金のことになると

急にハキハキしだした。

 

 

 

 

 

さすが、若く見えるが

子供も生んだことがある

ゆりちゃんだ。

 

ヤギーレには騙されないぞ

オーラをぶっ放している

ゆりちゃん。

 

 

果たしてゆりちゃんは、

ヤギーレにどんな相談をしに

やってきたのか!!

 

 

次回に続く・・・

 

 

 

 

 

リック刑事 天国へ

 

つい先日刑事を「勇退」したリックが

4月12日の朝

その猫生に幕を降ろしました。

 

もう刑事もやめて

リックの事を大好きな人と過ごしてから

17日目のことでした。

 

ツキネコおよび

預かりさんの言葉が載っています。

 

リックの旅立ち

 

 

リックのことを思い忍ぶ

何千人の人達が何千通りの思いを

リックに持っていると思うので

 

リックの事を

「ぼんぼり」とか「大福」とか

いつも「ちょしてた」

(ちょす=北海道弁でイジる)

 

 

このブログを作っていた者として

何千分の一の

私なりの言葉で

愛を込めて

リックに〈お別れ〉を言おうと思います。

 

 

 

 

 

 

成猫たちの卒業を

応援したいという気持ちで

昨年の7月にはじめたこの

刑事シリーズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。私もすでにこの写真で

ぷっと笑ってしまいます。

 

 

あーー、

アズオの相棒をリックにして

本当に良かったと思う瞬間です。

 

 

当時ブログの更新は

本当にのったらくったらで

 

「私には7代前の先祖の霊がついてる」だの

「寝てしまった」だの

小学生か?みたいなことを言いながら

新連載もなかなかスタートが

出来ていませんでした。

 

 

しかし実はリックのこの顔を見て

ふっと降りてきたのが

 

 

昨年の7月にスタートさせた

アズオ刑事とリック刑事

でした。

 

 

 

 

更新していくうちに

「面白いわー」

「くだらないけど笑った」

「アズオもリックも最高」という声が

届くようになり

 

本当にそれを励みに

背中を押され

シリーズを続けてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこか昭和風で

靴の底をすりへらしている様な

そんな昔っぽい刑事のイメージだった

アズオとリック。

 

いつも写真を眺めてると

このひとたちで良かった

 

そう思いながら

2人のワールドをつくっていきました。

 

 

アズオが卒業したあと、

いろんなゲズトを呼びながら

ひとりで頑張ってくれた

リック。

 

仕事は出来ないけど

犯人に自腹でカツ丼を

おごるという人情味あふれるキャラも

この「ほのぼの顔」から

自然と出たもの。

 

 

 

 

勇退してから

のんびり隠居してる姿を

見るものを

楽しみにしてたのですが‥。

 

 

勝手ながら刑事を勇退した時の

みんなの敬礼が

 

「リックお疲れさま!」

「リック病気と闘ってがんばったね!」と

そんな姿と重なり

涙があふれて止まりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まんまるの愛嬌のある顔も

神様からもらった

素晴らしい贈り物なんでないかと

勝手に思ってます。

 

だって、どうしたって

ずっとリックのこと

忘れられないもの。

 

 

 

 

 

 

リックは最後までこのブログでは

「楽しさに包まれて」

過ごしてくれてました。

 

 

お別れになると

どうしても涙が先に

感情を埋めてしまうので

 

 

リック刑事には

涙より大事な「リック」が

ここにいてくれたこと

そのものを大事にして

リックとお別れします。

 

リック刑事

ほんとにありがとう。

 

いつかまた笑わしてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七面鳥ミャーコさん 旅立つ。

 

ツキネコのお手伝いをする様になって

もう何年になっただろう・・。

 

オープンしたばかりの

ニャイダーで

すでにレジェントだった 

亡きあずきな先輩と

 

おコタに入ってくつろいでたのも

今では懐かしい思い出です。

 

 

 

 

 

全盲だったはずなのに

寄り道もせず、まっすぐ的確に

ご飯にたどり着いてた

あずきな先輩。

 

 

この写真は
まだ生きてますよ。

 

 

この写真を撮ってから

10日くらいして

あずきな先輩は静かな大広間で

ひとり眠るように逝きました。

 

 

最後まで自分で水を飲んで

 誰にもなーんにも迷惑をかけず

好きな場所を確保しながら

皆にさよならした

実に潔い大往生でした。

 

飼い主なら誰でも

自分の猫にそうあって欲しい」

願うような最期。

 

そして、あずきな先輩が

長く生き抜いてくれたことで

 

ツキネコが出来るきっかけとなった

お屋敷の惨事

のことが風化される事なく

語り継がれていった事を考えると

 

生きざまそのもので

人を繋ぎ

人を成長させてくれた

猫だったと思います。

 

 

 

 

 

4月のはじめ

ツキネコスタッフのれなちゃんの猫

「ミャーコ」が

虹の橋を渡りました。

 

保護された時から知ってるミャーコ。

 

最近の風貌が

こんな感じだったので

 

 

 

 

 

 

「妖怪」とか

聴診器のようにタレてた

ヨダレを「あんかけ」って言って

笑ってたけど

 

その生命力には

感動すら覚えてたんだよ。

 

 

 

 

 

飼い主のれなちゃんは

私によく言ってた。

 

「ミャーコさ、本当に元気なんだわ」

「きっと、死ぬの忘れたんだわ」

 

そんな事をさらっと言いながら

「口が痛そうだから、また病院行ってみるかな」と

ついでみたいに言ってたけど

 

ミャーコが可愛くって

仕方ないようだった。

 

 

ちょうど4年前、

れなちゃん夫婦がミャーコを連れて

函館に転勤になる日

 

長屋に、れなちゃんとミャーコを

見送りに行ったんだ。

 

その時、れなちゃんは

第一子の

そうちゃんを身ごもってた。

 

 

 

 

 

 

そのそうちゃんが、もう4歳。

去年は 妹のみとちゃんも生まれた。

 

ミャーコは、そうちゃんの成長を見守り

みとちゃんの誕生を見届け

 

あのあずきな先輩のように

 

誰にも迷惑をかけず

満足したように

ふっといなくなったんだね。

 

 

今から約6年前に

この私のブログで

ミャーコさんがエイズを

発症してしまった事を

切々と書いています。

 

七面鳥ミャーコに奇跡を

 

 

あれから6年たち

本当に「七面鳥になってたことが」

それが本当に笑い話になるくらい

ミャーコさんは長生きしてくれた。

 

笑い話にしてくれるまで

生き続けてくれてありがとう。

 

 

 

 

 

時がたって

れなちゃんが新しい猫をお迎えした時

 

上目づかいの子が

目の前に現れたら

それはきっとミヤーコかもしれないね、

 

ミャーコ、

「エイズなんて怖くないよ」

「エイズだって長生きできるんだよ」って

大事なことを

教えてくれてありがとう。

 

 

ミャーコに守られてきた

そうちゃん、みとちゃんの

2つの命は

大事に大事に育っていくね、

 

 

 

 

 

 

ずっとミャーコのこと忘れない。

ミャーコ、安らかに。

 

 

 

 

 

 

リック刑事。勇退お疲れさま。

 

ほんとうに突然ですが

このたびリック刑事が

警察を勇退しました。

 

 

 

 

もともとリック刑事は

この3月で警察を

「定年退職」になる予定でしたが

 

警察も本人も

うっかりしていた様です。

 

 

月曜日に退職金をもらったあと

赤帽さんのトラックで

あっちゅーまに

故郷に帰ってしまいました。

 

 

ベテランのリック刑事が

いなくなり

さっそく羽をのばす

ねぎま刑事。

 

 

 

 

 

これから刑事2課は

今まで以上に

ゆるーくなっていく事だろう。

 

 

 

 

 

さて、リック刑事の近況はというと

引っ越しの荷物も

だいぶ片づいた様で、

 

 

 

 

 

 

刑事のときには出来なかった

朝風呂も

楽しんでいるようです。

 

 

 

 

じいさんのポロリは

勘弁なのに

気を使ってくれるリック。

 

洗い場で転ばないことを

祈るばかりです。

 

こうやってゆっくり

お風呂に入れる様になって

良かったね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犯人をタイホする数より

取り逃がす数の方が

断然多かったけど

 

みんな人情味がある

リック刑事のことが

大好きでした。

 

 

 

 

みんな大福にしか見えない

リック刑事のことが

大好きでした。

 

 

 

 

 

刑事としてはアレでしたが

 

アズオ刑事とともに

刑事2課を楽しく盛り上げてくれた

リック刑事には

感謝の気持しかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなリックに「ありがとう」

「おつかれさま」の気持ちを込めて

みんながリックに

敬礼してくれました。

 

 

ツキネコ署でも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニャイダー署でも

 

 

 

 

 

 

コロッケ食べてる人も

 

 

 

 

 

 

アカンボですら

 

 

ディズニーのひとたちも

 

 

 

 

そして人間も赤ちゃんまでも。

 

 

 

 

 

 

みんな、恥ずかしさをひっこめながら

心をこめて敬礼をしてくれた事を

リックも一生忘れないと思います。

 

 

看板猫の政五郎に至っては

敬礼をするふりをして

そっと目頭を

押さえていたようです。

 

 

 

 

本当にみんなに愛されてたんですね。

 

 

刑事を退職したいまも

時々こうやって

張り込みするかの様に

窓の外をじっと見つめてるようです。

 

長年しみついた

刑事の仕事はなかなか

抜けきらないのでしょうか。

 

 

 

 

リック、もう苦手な

張り込みしなくてもいいんだよ。

 

これからは

ゆっくりのんびり暮らしてね。

 

この人のように

てきとーに暮らしていいんだよ。

 

 

 

 

 

リック刑事

長い刑事人生

疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、次回からは

代表の提案で

「こちらヤギーレ法律事務所」

スタートさせます。

 

略して「こちヤギ」

 

 

 

 

 

秘書にギンドロを従えて

 

ヤギーレ法律事務所に

相談にくる猫達の人生模様を

連載します。

 

成猫の卒業につながる様に

これからも頑張りますので

応援よろしくおねがいします。

 

 

※ 現在のリックの写真は

預かりさんから頂きました。

これからもたま~にリックの近況を

報告しますので

そちらも楽しみに!

 

 

 

 

 

 

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