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合同慰霊祭 おかえり、またね

 

7月1日にツキネコ主催の

塩田妙玄さんの

講演会がありました。

 

心に沁みるお話はもちろん

妙玄さんが

参加した人達とのコミュニケーションを

とても大切にされていたからか

温かい雰囲気の中

大盛況のうちに終わりました。

 

妙玄さんの保護猫のボランティアの

スタートの場所

河川敷での話などは

 

気さくな人柄とユーモアな語り口で

ぐいぐい引きこまれ

時に会場からも笑いが起きていましたが

 

メインのテーマ

「ペットがあなたを選んだ理由」では

あちこちですすり泣きが‥。

 

ここに座っているのは

大切な子との別れを歯を食いしばって

乗り越えてきた人達なんだなと思うと

 

自分のことは置いといて

それだけで

泣きそうになっていました。

 

妙玄さんのお話を聞いて

みんなが流した涙は

どんな涙だったのでしょう‥。

 

 

 

講演会の翌日は

準備をまかせてもらった

「合同慰霊祭」がありました。

 

 

 

それぞれが見送りたい子達の

写真を貼り

余白に思い思いの

メッセージを書くのです。

 

 

 

私もぴなちゃんに向けて

一番伝えたかったことを

書いてみました。

 

「ありがとう」

「生まれ変わっても真っ先に

おとうさんと

おかあさんのもとに来るんだよ」

 

心の中でずっとずっと

繰り返してきた言葉です。。

 

 

 

 

妙玄さんも施設で

見送った子達の

名前を書いていました。

 

想いは一つ。

一緒に参加してくれたんですね。

 

 

 

 

ふっと横を向いた時、

顔を真っ赤にして

涙を流し続ける

友人の雪丸さんの姿が目に入りました。

 

雪丸さんは今年3月に

最愛のわが子

「てんてん」を

病気で亡くしたのです。

 

 

 

てんてん‥。

皆さんもこのブログ等で

覚えている人もいるかと思いますが

ツキネコ名は

ダニーです。

 

蜘蛛の巣だらけの家から

ツキネコがレスキューしてきた

ダニーは

栄養不良と猫風邪の放置で

目はすでに白濁、全身ダニだらけの

枯れ木のような子猫でした。

 

 

 

 

そして私が2カ月間預かった

忘れられない子でもあります。

 

必死に育てていく中

だんだんと猫になっていく姿が

愛おしかった ダニー。

 

 

 

ヒヨヒヨだった枯れ木のような足も

太く逞しくなり

「がんばった」証として

金メダルを作ってあげたことが

忘れられません。

 

 

そんなダニーは

動物を愛してやまない

雪丸さんの家の子にもらわれ

ツキネコを卒業しました。

 

 

てんりゅうという

凛々しい名前をもらい

かあちゃんからは

「てんてん」と呼ばれてたね。

 

雪丸かあちゃんに

それはそれは愛情をたっぷり

注いでもらっていました。

 

雪丸さんの家にはホワイトシェパードの

ひゅうがいて

2匹で毎日ドタバタ

トムとジェリーみたいに

本当に楽しく幸せそうだった。

 

 

 

 

 

 

今もこの写真を見ると涙が出ます。

 

こんな幸せな生活を

神様はなんであっさりと

引き離してしまうんだろう。

 

今年の3月に血が止まらない病気になり

危篤状態になった

てんてん。

 

どうしても仕事を休めない

母ちゃんの代わりに、

2カ月間育った

我が家に連れて来て

 

最期は2人の母ちゃんに

看取られながら

てんてんは天国に旅立ちました。

 

てんてん、

本当に頑張ったね。

 

命が消えようとしていた時

今でも忘れられない

不思議なことがありました。

 

仕事中の母ちゃんの帰りを待っていた

てんてんは

母ちゃんがてんてんの元に駆け付けた

5分後に旅立ったのですが

 

そんな状況の中で

私と雪丸さんの間で

ちょっとした漫才のような

やりとりがあって2人で

爆笑してしまったのですが

 

てんてんはそのバカ話をしている

私達の姿を見て

ニコっと笑ったのです。

 

雪丸さんも未だに言います。

「表情が笑ったんだよ。間違いなく」

 

2人の母ちゃんが見守る中

てんてんは水も飲めない状態の中

最後はニコっと微笑んで

1才7か月の猫生に幕を閉じました。

 

 

 

雪丸さんも、てんてんがいなくなって

どれだけの涙を流したか

分かりません。

 

亡くなった日から

お兄ちゃんのひゅうがも

てんてんを探し回っていたそうです。

切ないです。

 

言葉で言えない位

辛かったと思いますが

 

雪丸さんは、てんてんが

微笑んだ顔のままで逝ったことで

時間の経過と共に

それがすごく救われたと言います。

 

悲しいだけじゃなく

それを思いだすと

柔らかな幸せな気持ちになるから‥。

 

それってすごいな・・。

それって、残された母ちゃんへの

てんてんの精いっぱいの

「ありがとう」ですよね。

 

愛し愛されるという

お互いを想う気持ちが

てんてんを

最期に微笑ませたんですね。

母ちゃん、大好きだよって。

 

私もぴなちゃんから

本当に沢山のことを教えて

もらいました。

 

この世に「無償の愛」があること。

こんなに自分を幸せにしてくれる存在があること。

家族がひとつになれたこと。

 

みんなぴなちゃん自身が

教えてくれました。

 

あんな小さな身体で

たいしたものです。

 

雪丸さんも妙玄さんの本を読み

合同慰霊祭に出席し

気持ちに区切りがついた様な気がすると

言っていました。

 

「ペットはいずれ神様に返す日が来るのは

頭ではわかっていたけど

実際その時が来ると悲しくて寂しくて。

 

でも、妙玄さんの話を聞いたら

「てんてんは不幸じゃなかった。

幸せだったんだ」って

しみじみじ思えたよ。」と。

 

私も同じ気持ちです。

「ぴなちゃんは幸せだった」

 

それをそして

それを考えると

自然と口がほころぶのです。

もはや、私のおまじないです。

 

そうそう合同慰霊祭の翌日、

早朝にツキネコに行くと

張り付けてた

ぽんぽんが落ちていました。

 

これは、わが子達がこぞって

天に駆け登ろうと

蹴り落として

いったんではと思っています。

 

 

 

何人かは絶対ボルタリング

してますよね(笑)

 

 

 

本当にあたたかい

慰霊祭だった事に感謝です。

 

ここに集まった飼い主たちの

家族だった子達に

みんなの愛情と

感謝の気持ちが間違いなく

届いたと思います。

 

愛するわが子達。

おかえり。そしてまたね。

 

おかあさん、おとうさん達は

本当に幸せだったよ。

 

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

 

 

 

 

 

※ 雪丸さん、てんてんの事

やっと書けたよ。ありがとう。

 

 

 

 

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テーマの著者 Anders Norén.