札幌にも寒波がやってきました。

 

ずっと続いている早朝ボラですが

窓の外を覗いて

雪が降っているのを見ると

 

「あー八甲田山だ」と少しだけ

心が折れそうになります。

 

そして、この「八甲田山」のフレーズも

古すぎて

若者に伝わらなかったとき

 

別の意味で

心が折れそうになります。(笑)

 

そんな早朝。

雪をこいでツキネコの近くに‥

 

 

あっ、今日もあった。猫の足跡。

 

 

 

 

 

駐車場で黒猫を

目撃したというボラさんの言葉が

頭をよぎります。

 

足、冷たいだろうな。寒いだろうな。

 

過去にも、ツキネコのまわりで

うろうろしていた野良猫たち。

 

この厳寒の中

野良猫で生まれ、

野良猫で凍え死んでいく猫たちも

いるんだな。

 

ちょっと気持ちが重くなる朝でした。

 

 

ツキネコのまわりを

うろついていた

 こすけが、

 

こすけた姿で保護されたのは

2年前の4月でした。

 

背中が白樺の皮みたいに

バリバリとはがれそうだった

こすけ。

 

手前にはガラスの破片。

 

野良の過酷さが伝わり

今みても胸が苦しくなる一枚です。

 

 

 

ごはんの匂いにつられたのか

猫の匂いにつられたのか

 

裏の庭にも現れて

まーくんに

鬼の形相で怒られてたね。

 

 

 

その、こすけを

ツキネコで保護することになり

 

捕獲器を仕掛け

捕まえたのが

スタッフのナオさんでした。

 

ナオさんは、その少し前に

同じように

ツキネコのまわりをうろついていた

「ゆうぞう」も

捕獲した経緯があります。

 

ゆうぞうの時も、こすけの時も

捕まえた以上は幸せになってほしい。

 

「絶対に幸せになれるから」

「絶対に素敵な里親さん探すから」

 

心の中でこの2つの事を

誓ったそうです。

 

 

北海弁で見事に

こすけてた(すすけてる)

こすけ。

 

洗ったら水がジョージアになること

間違いなしの

こすけっぷりでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

検査の結果、猫エイズと白血病の

Wキャリアだったため

長屋に入居しましたが

 

もともとボス気質もあった

こすけ。

 

お世話に入ったナオさんも

最初は大きな身体で

パンチされる日々で

本当に怖かったそうです。

 

でも、時間はかかったけれど

徐々にこすけはナオさんに

心を開くようになり

 

毎日話しかけているうちに

行けば必ず膝に乗ってくるように

なったそうです。

 

 

 

愛って一方通行ではないですよね。

 

ちなみに私が長屋で

こすけに40秒くらい

おさわりが出来たのは

つい最近のような気もします。

 

 

 

 

長屋では「こすけ軍団」をつくり

ボスというより

リーダーシップがありました。

(たぶん)

 

 

ランダムに入る

沢山のワケあり猫達との生活にも慣れ

 

『こすけごろごろ』も

見せてくれるように

なりましたが

 

 

 

この米俵と見間違う

はちきれんばかりの背中が

 

 

最近、

背中の毛割れが

気になるようになりました。

 

白いタイツがたごまさってるみたいに

見えてましたが

ちょっぴり痩せてきたのかな。

 

 

 

 

こすけはWキャリアです

 

私もつい最近、

エイズキャリアの

アバターを家に引き取りましたが

 

 

 

 

 

もうそれまでが

過酷すぎて

エイズキャリアというのも

吹っ飛んでしまっています。

 

エイズや白血病になってしまったのは

残念ながら

その子の運命です。

 

でも世の中には苦労を重ね

「こうして生きていてくれるだけで

ありがとう」の猫達も

沢山いるのです。

 

ナオさんもきっとそうだと思います。

 

ナオさんはこのたび、

ツキネコを退社という

タイミングで

こすけと家族になる選択をしました。

 

 

 

「みんな誰かの応援団」

 

私もそうですが、

この子を引きとれたら・・

この子を幸せに出来たら・・。

 

1から100まで表に出さなくとも

そんな思いを秘めてることが

あるのです。

 

でも、うすぼんやりと

そんな思いを抱えながらも

 

目の前の自分をみてみれば、

両手がふさがってる。

 

そんな時は無理をせず

時をおいやり…。

 

でもおいやった先に縁があれば

不思議なことに

ここという時に

風が吹くことがあるのです。

 

背中から風が。

 

ふーふーと必死に風を吹いているのは

猫達なんではないかと

思うのです。

 

長屋でナオさんを待ってた

こすけは

 

 

 

今、ナオさんの家で

永年預かりの

ゆりちゃんと共に

ゆっくり家族になろうとしています。

 

 

 

 

ナオさんが心に残している

長屋の子たちへに

素敵な言葉をもらいました。

 

『長屋の子達は、ほんの少しだけ臆病で、

アピールが下手で。

素直になれなくて。

 

人を待っているのは

ごはんが欲しいからだけじゃなくて

実は話しかけられるのを

待っているんです』

 

こすけが卒業した長屋。

 

 

 

 

 

 

相変わらず、お世話に入っていくと

モーゼの十戒みたいに

左右に逃げてしまいますが

 

ナオさんや、他のボラさんが

愛情をかけて

どんどん慣れてきた

 

ちゃめが

 

 

 

私の膝にも乗ってくれるように

なりました。

 

 

 

 

夜にはいったので

ドイヒーな恰好でしたが

 

ちゃめ、ゴロゴロ言いながら

乗ってくれました。

 

ナオさん、

ちゃめや、他の子たちにも

こすけみたいに

家族を探してあげたいよ。

 

だから、長屋のみんなも

こすけみたいに

好きな人に向かって

ふーふーって吹くんだよって

教えてあげたいです。

 

好きな人の両手があくその時まで。

 

みんながんばろうね。

 

そして、こすけ幸せにね。

大好きなナオさんの元で長生きしてね。

 

こすけ

人目のふれない

この長屋を盛り上げてくれてありがとう。

 

ありがとう。

 

 

 

 

みんな誰かの応援団

 

 

 

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