最近、子供のことで
信じられないような
嫌なニュースが多く流れています。
胸が痛すぎてもうニュースも
見たくないほどですね。
今、わたしの頭の中に
ずっと流れている歌があります。
ぼくらはみんな生きている
生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな生きている
生きているから かなしんいんだ。
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかの流れる ぼくの血潮~
誰でも知ってるあの歌です。
アンパンマンのやなせたかしさんが
つくった歌詞です。
あらためて読んでみると
シンプルだけど
なんて深いんだ。
そして考えてみればもっともな歌詞です。
自分の手のひらを
太陽にすかしてみました。
指が短いです。
いや‥そんな事じゃなくて。
こんな宇宙人のような私でも
手のひらをすかしてみれば
血が流れています。
ぶつければ痛いし
ケガをすれば血も出る。
それは、生きているから。
そう。生きているものには
血が流れているんです。
先日、代表と一緒に
3日間かけて
すすきのの猫の捕獲をしてきました。
(ツキネコブログ)
その時に夢中で
うつした写真です。
いつもいつも写真を撮れば
ブレブレ。
そんな私が泣きそうになりながら
撮った写真が
毛についた雪玉の粒まで
奇跡的に
こんなにクリアに撮れました。
なぜ泣きそうになってたかといえば
実はこの時、
後ろの長毛の子が、
足がしゃっこいのか
人間がするみたいに
右足、左足、右足、左足って
交互に足踏みをして
寒さと冷たさに耐えていたんです。
猫だって足しゃっこいよね、
だって生きているんだもん。
生きていたら、
足も冷たいし凍傷にもなるよね。
ぼくらはみんな生きている
生きているから かなしんだ。
この子達は、こうして
保護する事が出来ました。
もう2度と、毛に雪玉が
ひっつくこともありません。
でもね、今回のことで
思うこと沢山ありました。
この子達はこうして保護することが
出来たけど、
こうやって書いている今も
雪玉をひっつけて、
寒さと冷たさのために、足を交互に
足踏みしてる北国の野良たちが
沢山いるんだなということ。
そして餌やりさんの現場を
まのあたりにして
かつて自分もそうだったなという
贖罪の念も
ふつふつと思いだされました。
幸太郎のこと
すすきのの現場のこの子達は
この場所で
沢山の優しい人達に
見守られてきました。
名前もつけてもらい、
ご飯ももらっていました。
こんな幸せな
地域猫はいませんよね。
‥と書きたいところですが。
自分たちがごはんをあげている猫たちに
避妊去勢していない時点で
地域猫ではなく
ただの無責任な餌やりさんと
呼ぶしかないのです。
寒さに震えながらも越冬し
この子達がまた
子供をうんで
この子達のアカンボが
カラスに食べられたり
車に轢かれても
それはそれ。
名前をつけた猫達が
自分のあげたごはんで腹を満たし
にゃ~と可愛く
鳴いてくれたのを見れば
それでいい。
私もそうだったので
その気持ちも痛いほど
よくわかるのです。
今日も待っていると思えば
雨の日でも雪の日でも
ごはんをあげに通いたくなる。
でも、けして
偉そうなことは言えませんが
どこかで気がついてほしいなと
切に願うのです。
生きているから
いや、自分たちが生かせているから
しんどい思いをしていることも。
保護した命
保護できなかった命にも
色々なことを教えてもらっています。
間接的に死なせてしまった
幸太郎の「死」をきっかけに
私は動物のボランティアに
携わりました。
それだけでも、幸太郎の死は無駄では
なかったというのは
私の都合のいい考えかもしれませんが
それでも、今は幸太郎の死を
光に変えられたんではないかなと
勝手に思っています。
すすきのの現場で
猫たちを見守り
愛してくれたエサやりさんたちも
避妊去勢の大切さ
淘汰されてしまった子猫達の
無念さにも
早く気が付いてくれることを願っています。
ぼくらはみんな生きている
生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな生きている
生きているから かなしんいんだ。
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかの流れる ぼくの血潮~
もう一回 太陽に手をすかしてみました。
手袋に穴があいてました。
富豪なのに‥
油田も持ってるのに‥
元えさやりの
モグコは今日も
もがきながら生きています。
匿名 says:
おはようございます。
もう、とっくにお掃除など済まれていると思います。毎日ご苦労様です。我が家も早朝3時半から4時ごろにニャンズにたたきおこされてます。
私は昔はボランティアと無縁な生活をしていました。言い訳ですが母子家庭で仕事を掛け持ちしていたので自分の子供を育てるのに精一杯でした。子供も巣立ちこの歳になって周りを見渡して世間で起きている事を考えたりする様になりました。子供の頃は母が動物好きで小動物を飼っていた記憶があり、大人になってたまたま働いていた所の上司が猫命な人だったので猫に命を捧げる様子を見ていました。虐待は論外として猫が好きな人達が崩壊していくのって自分なりの説を考えました。戦中戦後を生き抜いた人達、人も犬猫も腹ペコで食べることへの執着がトラウマのように残っている人達、犬猫に餌をあげる良し悪しが時代が変わっても人間が変わらないから。腹ペコを経験した人達の時代の流れが止まってしまっている。お年寄りに孤独死の後に残された犬猫や多頭崩壊が多いのは、犬猫と共に生きようとする愛情表現が昔のままだから。そんな人達の意識を変えるのは難しい。ましてやお年寄りはネットやSNSなんて縁遠い。チラシや回覧板など紙媒体で「犬猫との付き合いかたが昔とは違います」と知らせてあげると気付いてくれる人もいるかも知れない。「動物の遺棄は犯罪です」と脅かすと、お年寄り達は一斉に犬猫を野に放つかも知れないし、逆に隠すかも知れない。気付いてもらう言葉を紙媒体などで見てもらう、考えてもらう、相談してもらう•••••お年寄りにだけが巣窟ではないですが、これからもっともっとお年寄りが多い世の中になるならお年寄り予備軍の世代にもアプローチする。。。ショボい先手かもしれません。
ツキネコさんの唱える「適正飼育」はネットや講演会で未来の崩壊を防ぐ活動で素晴らしいと思います。ネットや講演会を知らない今まさに犬猫を大量の抱えているジジババ(急にフランク)に昔と今の犬猫とな付き合いかたの違いを知ってほしいと切に思うのであります。そうなると大きな岩を剥がす事になり未曾有のジジババ犬猫が彷徨う事になると思う。。。それを誰が受け止めるのか。。。
なんか地球を救うレベルな話をしてしまいましたが、もしチラシやポスター作戦を展開されることがありましたら私も配りまくります。何も知らずに世の中に取り残され、犬猫を可愛がっている人達に気付いてもらえるような活動がしたいです。
長文 失礼しました。
アバちゃんにヨロシクです。
阿部典子
2019/02/14 — 08:58
もぐちゃん says:
阿部さん>お久しぶりです。お元気でしたか
アバちゃんも元気で毎日あまえんぼしています。
本当に色々な問題がありますが
動物の問題は人の問題だとも思っています。
動物たちのうしろにいる
人間たちが動物にしていることへの責任
それを認識するすることから
スタートするのではと思っています。
2019/02/17 — 13:33
奥浦良子 says:
モグさん いつも読ませてもらっています。
相づちをうったり、泣いたり笑ったり
私はとある神宮のそばで地域猫活動をしています。仲間がいます。
お願いがあります。
わたしには上手な文章がかけないのですが
私の気持ちを代弁してもらっているようなモグさんのブログを仲間や友達たちにコピーして読んでもらいたいのですがダメでしょうか?
2019/02/17 — 08:13
もぐちゃん says:
奥浦さん>はじめまして。
コメントありがとうございます。
ぜひコピーでもなんでも
かまいませんので
役に立つのであれば喜んで!
そしてよろしくお願いします。
地域猫活動ごくろうさまです、
人にはやれることが限られています。
せめて目の前にいる子や、縁のあった子だけでも
(いや、だけでもという言い方ではなく
その子たちを・・)
そして、ただ死ぬだけにうまれてくる命を
なくすためにも
小さな啓蒙をこれからも一緒にがんばりましょうね。
みんな幸せになりますように。
2019/02/17 — 13:36
奥浦良子 says:
ありがとうございます♀️
早速みんなに読んでもらいますね
2019/02/17 — 14:11
もぐちゃん says:
ありがとうございます!
よろしくお願いします。
2019/02/17 — 14:16