捕獲の最中に

イリュージョンの様に

 

捕獲器がきれいさっぱりと消えていた

あの後味の悪い日から

ちょうど一週間後、

 

 

代表と朝3時に起きて

再び高速で

苫小牧へと向かいました。

 

この日は早すぎて

まだ月が出ておったよ。

 

 

 

 

 

 

 

だって、まだつかまらない

ミケ猫たちが妊娠している可能性が

あるのです。

 

行くしかないっしょ。

 

 

現場につくと

さっそく例のフライパンで

ご飯をあげた形跡が。

 

 

 

 

最近はフライパンを見ると

猫のごはん入れにしか

見えなくなってしまいました。。

 

 

やはり、ここで猫たちに

ごはんをあげることが

生き甲斐の餌やりさんが

何人もいるようです。

 

タヌキ・キツネ・カラスと

天敵の多いこの場所で、

ただ生まれては淘汰されていく命を

なくしたい。

 

不妊手術をしないで

餌だけもらい繁殖している猫たちを

捕獲器で捕獲し

不妊手術を施し、ツキネコで

里親さんを見つけてあげること。

 

私達の目的はこれに尽きます。

 

いまさらジローですが

子供が増えないためには、

不妊手術しかないのです!!

 

しかし自分達のお気に入りの猫が

いなくなることが

寂しい様で

 

前回行った時、張り紙が

ビリビリに破かれていたのは

さすがに悲しかったです。

 

 

 

私達の存在が、

猫を取り上げる悪い人達に

見えたのかもしれませんが

 

妊娠している猫たちを

見てしまい

このままでいいわけもありません。

 

時間もそうかけられないので

本当は餌やりさんにも

協力してもらって

保護したかったのですが‥。

 

朝3時に起きて、高速代をかけて

現場についた時

「すでに猫は満腹で捕獲器に入りません」

というのだけは

避けたかったので

 

代表が入口で見張っていました。

 

なかなかの貫禄。(笑)

 

 

 

 

 

 

・・とそこへ

何人かの餌やりさんがやってきました。

 

基本は、猫好きな人たちです。

話せばわかってくれるはず。

 

●今まで5匹捕獲したこと

●猫達はみんな病院で不妊手術をして

ツキネコで元気にしていること。

●ケアのあと、

これから里親さんを見つけること

 

これらの事を

スマホの写真を見てもらいながら

詳しく説明していると

 

一人の年配の餌やりさんが

写真を見て、すんごい

でっかい声で叫びました。

 

「えええええ。

これブスかい。

あんたたち

ブス持ってったのかい」と。

 

ブ・・ブス???

 

どうやらブスとは

このボス猫の事のようです。

 

 

 

私はてっきり、この餌やりさんは

このボスのことを

とても可愛いがっていて

 

愛称で「ブス」と

呼んでいたのかと思ったら

どうやらそうではないようでした。

 

「わたし、ブス大嫌いっ。

あのブス、

あんな、みったくない顔してさー

ブスがいるから増えてるし」

 

何という

タニマチ感まるだしの発言。

 

「この猫は可愛いから

この猫にはご飯あげている。

この猫はみったくないから私は知らない」

 

餌やりさんでありがちな

感情ですね。

 

猫が増えたのも

ブスのせいではなく

猫はたただその日その日を

必死に生きているだけです。

 

ちなみに、今はこやって

セーラー服着て

接待に励んでいるエンペとうさんも

 

 

 

 

捕獲の少し前に、

ちゃっかり、

すすきので「男のつめあと」を

残していました。

 

2~3日前に、

すすきののゴミ山の中で

保護したのがその時の

子供たち。

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ可愛いです。

 

だけど、もし

もう少し保護が遅れてたら。

 

とうさんの面影が残る

子供たちもまた 大きくなり

すすきのをねり歩き

 

また寒い冬を

越さなければならないのです。

 

そして何よりまた増えていきます。

手術をしなければ

終わりがないのです。

 

 

話しは戻りますが、

ブスも、ボロボロになりながらも

野良として

ここに10年以上も生きてきて

 

保護したあとも、

マダニが、ぽろぽろ落ちて

 

 

 

 

顔にひっついて

血も吸われ、

 

 

 

そんな過酷な状況を

一生懸命に生きて来て

 

「ブス」「ブス」を連発されちゃ

ちと、かわいそう。

 

ちなみにこのブス発言の餌やりさんは

毎朝、別の子にごはんを

あげていたようです。

 

この日はキジトラも歩いていましたが

かなり警戒してつかまらず。

 

 

 

 

キジトラまでいたなんて‥。

 

いったいここには

何匹いるのだろう。

 

 

そして途中で、あの日いくら探しても

なかった捕獲器が

草やぶの中から

3台全部出てきました。

 

その捕獲器で、

この子が入りました。

 

 

 

 

 

今回、苫小牧で保護した子たちは、

漁船の名前をつけられ

 

 

 

長屋の住人になっています。

 

ブスと呼ばれた、

マダニがついてたボスは

「鳥羽丸」

という名前になりました。

 

まだケアの最中ですが

こんな風に触れます。

 

味のあるお顔。

全然ブスじゃないでー。

 

 

 

 

 

最後に、捕獲出来た

茶しろの子は

「きそ」

という名前になりました。

ノンキャリの男のです。

 

もう頭ごっちんごっちん

してきてベタ慣れです。

 

去勢がまだなので

病院後にデビューかな?

 

 

 

 

2人で、仲良く

顔を舐め合ってるのが

最初に保護された2匹

 

ミケが「なみじ」

白黒が「サルビア」

 

 

 

 

ブスと一緒に保護された2匹。

ミケが「べにりあ」

 

 

白黒の子が

「ゆうかり」

という名前になりました。

 

 

 

この4匹は、虫が沢山いたので

もう1度駆除したあとに

ツキネコデビューの予定です。

 

私は、ツキネコ号に乗って

ただお手伝いをしただけだけど

 

苫小牧の現場では

かなりいろいろなことが

あったので、

 

こやって、ケージの中で落ち着いて

幸せにむかっていく

この子たちを見ると

自分のぐったりした疲れも

とれていくような気さえしました。

 

人の考えは年をとるほど

シンプルになります。

 

ただただ、猫が幸せになってくれたら

そんな思いで

これを書いています。

 

 

苫小牧案件は、まだ妊娠してそうな

子もいるので

最後の一匹を捕獲まで

この案件は続きます。

 

 

 

そういえば、

苫小牧でバタバタしてる最中

ツキネコの一階の改装が

終わっていました。

 

見てください!

このモデルルーム感!!

 

 

昭和の「し」の字もなくなりましたが

とにかくオサレです。

 

 

 

 

 

 

最初は、おサレすぎて

あんばいが悪かったおモグ。

 

 

それはヤギ兄さんも

同じようです。

 

 

天井もすごく高くて

竹野内豊なら

耐えられないかも。

 

その天井近くに

ライトが付いているのですが

 

毎朝、女優ライトにあたる

兄さんの顔の

怖いこと、怖いこと。

 

 

 

ひいー。

アウトレイジか。

 

 

 

 

 

 

でも、そんな兄さんも

ネネたんの

ベットにもぐりこむ時は

 

マフィア感ゼロ。

 

 

 

全然への口じゃないのが

可愛いです。

 

改造後、まだツキネコに来てない方は

ゆりかごからマフィアまで。

 

兄さんのいろんな姿も

見にきてくださいね~。